“日記を続けたい人”のための完全ガイド|ゆるく、でも続ける


本日もお疲れ様です。
アナログ(アナログなブログ)のろじです。
わたしは日記は今まで三日坊主どころか、二日坊主、ひどい時は一日坊主でした。
最近は毎日ではありませんが、だいぶ続けられるようになりました。
「日記を書こうと思って、何度も挑戦してきた」
「でも、三日坊主で終わってしまう」
「毎日なんて書けないし、続かない自分に落ち込んでしまう」
過去のわたしと同じように悩んでいるあなたに届けたい「日記を続けるためのやさしいヒント」をご紹介します。
きっと無理なく、心地よく、自分らしい形で日記を続けていけるようになるはずです。
1.「毎日書く」をやめてみる
まず最初に、声を大にして言いたいのはこれです。
日記は毎日書かなくていい!!
「え?」と思うかもしれません。
でも、本当にその通りです。
“毎日”というルールを作ると、それを守れなかった時に自己嫌悪が襲ってきます。
「また三日坊主だ」と自分にがっかりしてしまう。
でも、日記は「書いた日」が大事なのであって、「書けなかった日」がダメなわけじゃありません。
たとえば、
忙しい日は1行だけ。
気分が乗ったら数ページ。
書けなかった日は、空白のままでOK。
そんな風に、リズムに合わせて書くことの方が、長く続く秘訣です。
2.文章じゃなくてもいい
「日記って、何を書けばいいの?」
答えは簡単です。
書きたいこと、書けること、思いついたこと。
なんでもOKです。
極端な話、こんな日記でも全然いいんです。
「眠い。以上」
「雨。ジメジメする」
「カフェラテが美味しかった!」
これも立派な日記です。
書くという行為そのものに意味があるんです。
もっと言えば、絵を描いてもいいし、シールや写真を貼ってもいい。
“文章で綴る”という型にこだわらなくて大丈夫。あなたが残したいと思う形であれば、それが「正しい日記」です。
3.「テーマ日記」を取り入れてみる
自由に書くのが苦手な人には、「テーマ日記」がおすすめです。たとえば、こんなテーマがあります。
今日のよかったこと3つ
感謝したいこと
心に残った言葉
昨日との違い
気になったニュース
最近食べたものベスト3
テーマがあると、書き出しやすくなりますし、迷う時間も減ります。
日々のネタ探しにもなって、書くことが習慣になっていきます。
ポイントは「書きたいテーマだけ選ぶ」こと。
全部に答える必要はありません。
気楽にどうぞ。
4.時間じゃなく「きっかけ」で決める
「夜寝る前に書こう」と思っても、うっかり忘れてしまったり、疲れて眠ってしまったり。ありますよね。
そんなときは、「書く時間」ではなく、「書くきっかけ」を決めてみましょう。
コーヒーを飲んだあと
朝、洗顔のあと
スマホの充電をするタイミングで
お風呂の前
仕事終わりにデスクで3分
習慣に“紐づける”だけで、驚くほど継続しやすくなります。
5.お気に入りの道具を用意する
続けるためには、「テンションが上がる仕かけ」も必要です。
好きなノート
書きやすいペン
気分が上がるステッカー
シンプルな日記アプリ
自分が「使いたくなるもの」を揃えるだけで、書くハードルはぐっと下がります。
たとえば私は、お気に入り万年筆やペンと、ほぼ日手帳を愛用しています。使うたびにテンションが上がって、書くことが楽しくなります。
「書くことが目的」ではなく、「書きたくなる気持ち」を大切にする。
それが、続けられるコツです。
6.見返す楽しさを知る
「日記なんて、書いたって見返さないし」と思っていませんか?
それ、ちょっともったいないです。
過去の自分の日記には、いろんな宝物が詰まっています。
忘れていた小さな幸せ
苦しかったけど、乗り越えた記録
今なら笑えるような、怒りの言葉
あの時の空の色
見返すことで、自分の“変化”や“成長”に気づくことができます。
1ヶ月前、1年前のページを読み返してみてください。
あのときの自分に、今の自分が「よくがんばってるよ」と言ってあげられるはずです。
7.「書くこと=自分を大切にすること」だと知る
最後に、一番大切なこと。
日記は、自分を大切にする時間です。
今日の自分を、見つめて、認めて、言葉にする。
それは、世界にただひとりしかいない「あなた」を労わる行為でもあります。
誰かに見せる必要もない。
評価されることもない。
ただ、自分の声に耳を傾ける時間。
日記を書くという行為が、やさしさの習慣となって、
いつか、あなた自身を救ってくれる日がきっときます。
日記は「続けること」より「楽しむこと」
何日続いたとか、何冊書いたとか。
たしかにそれも素晴らしいことです。
でも、日記って本当はもっと自由で、もっとゆるくていいんです。
書けない日があってもいい。
変なことを書いてもいい。
途中で止まっても、また始めればいい。
続けることは大事。でも、楽しめないなら続かなくて当たり前。
まずは、楽しく、気軽に。
日記は“自分と仲良くなる”ための、ツールです。
あなたの毎日が、言葉で彩られていきますように。
そして、その日記が、未来のあなたをそっと支えてくれますように。